当院の詰め物・かぶせ物の特徴
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なるべく歯を削らずに治療
当院では大切な歯質をなるべく多く残すために、できるだけ削らずに補綴治療を行います。その方が歯の強度が保たれ、歯の寿命を維持することができると考えております。
しかし、その一方で、大きく削らないことから若干かぶせ物が外れやすくなっております。歯を大きく削らないということは、かぶせ物を装着しやすい形に形成しにくいということでもあります。外れてしまった方には、次にご紹介する再作製をご利用いただければと思います。 -
2年以内に壊れた場合は
無料で再作製実はあまり知られていないかもしれませんが、保険適用の補綴物が2年以内に外れるなどした場合、無償で修復しなくてはなりません。その理由は、最初の治療の際に費用の中に維持管理料も含められているためです。
それと同じく、当院では自費診療であっても、装着から2年以内にかぶせ物が割れたり、欠けたりした場合は無料で再作製をさせていただきます。もしも2年以上経過している場合は実費となってしまいますので、ご了承ください。
全ては天然歯を多く残すため
かぶせ物や詰め物をしっかりと装着させるには、むし歯を全て削った上で健康歯を削って、修復材がはまりやすい形に形成しなければなりません。しかし、それでは歯の強度は失われ、もしもむし歯が再発したら、さらにその少ない歯質を削らなくてはなりません。そのように削ってばかりでは歯の寿命も長くは持ちません。
なるべく削らない治療は天然歯の量を多く残し、強度を失わせないために行います。1本の歯でも抜歯になってしまうと、途端にとても不自由になるものです。また、歯を補うための治療費もたくさんかかります。歯を長く持たせるには、なるべく削らないという治療が欠かせないと考えております。
かぶせ物が外れたらすぐに再治療を
かぶせ物が外れたらそのまま放置されている方は少なくありません。かぶせ物が外れた後の歯は凹凸が深く、複雑な形をしています。歯磨きなどのケアで汚れを取るのはとても難しいと言えます。そのため、たいへんむし歯になりやすい状態です。また、歯を薄く削っている場合はその部分がかみ合わせの際に欠けやすくなっています。歯が欠けてしまうと、再度削り直さなくてはいけないこともあります。
歯のかぶせ物が外れたら、歯医者の受診を先延ばしすることなく、早急に治療をお勧めします。歯が欠けてからでは元に戻すことができませんので、ぜひ覚えておいてください。