より快適な入れ歯をお探しの方のために

保険診療にて入れ歯を作製して初めてその違和感を体験し、驚かれる方は少なからずいらっしゃいます。入れ歯を入れてももっとしっかりと噛め、快適な付け心地だと思っていたという感想を持たれるようです。調整を適切に行うことで、ある程度フィットさせることは可能です。しかし、保険診療では限界もあります。それは保険診療の入れ歯の材質と製作過程に限界があるためです。
保険診療の入れ歯はレジンでできており、少し硬さがあります。そのため、入れ歯を入れる顎堤や口蓋は複雑な形をしていて、入れ歯との隙間ができてしまいます。それが入れ歯が安定しない原因です。より快適な入れ歯をお探しであれば、自費診療の柔らかい入れ歯をお勧めします。

口腔内に優しいやわらかい特殊入れ歯

入れ歯の悩みの一つに、入れ歯の硬い部分が口腔内の組織に当たって痛むことや、口内炎ができることが挙げられます。入れ歯の材質がより柔らかく、より適合がよければ、このような不都合は起きにくくなります。
当院ではやわらかい特殊な入れ歯、シリコン義歯を取り扱っております。これは歯肉側をシリコン樹脂で内張りした自由診療の入れ歯です。保険診療で作った入れ歯にもシリコンを貼りつけることができます。顎堤に吸い付くように装着でき、快適な付け心地が得られます。歯肉の部分が柔らかいため、口の中が痛むことがあまりありません。

シリコン義歯の特徴

シリコン義歯は保険の入れ歯同様、
手入れが大事

どんな種類の入れ歯であっても、手入れは欠かせません。シリコン義歯も保険適用の入れ歯と同様、手入れが大切です。保険の入れ歯は比較的汚れが付きやすいレジン製ですが、シリコンもきちんと手入れを行わないと、細菌が繁殖し、ヌメリが付きます。
柔らかなシリコンは一度ヌメリが発生すると、取れにくいというデメリットがあります。せっかくお口に合う入れ歯を手に入れたのですから、汚れが付かないように毎日手入れしましょう。他の入れ歯と同様、毎晩入れ歯洗浄剤で浸け置き洗いをしてください。